リチウムイオン電池開発における革新的な功績により平成25年度に The Global Energy Prize (2002年にロシアで創設されたエネルギー分野のノーベル賞と云われる最も権威ある賞)を受賞された吉野 彰 氏(旭化成株式会社、日本化学会名誉会員)が、その報奨金をエネルギー、環境、資源分野の研究活動の活性化のために有効に使いたいとの思いから公益社団法人日本化学会に寄附され、その基金を基に「吉野彰研究助成事業」が創設されました。
2020年度研究テーマ募集のご案内
本事業は、「エネルギー、環境、資源」の分野で将来の大きな技術革新につながるシーズ創出を目指した研究に対して研究費の助成を行うもので、本会の産学連携部門の下に設置された吉野彰研究助成委員会が、本事業の運営を担っています。研究助成の対象となる研究テーマは毎年設定され、第7回目となる今年度の研究テーマは、『ゲノム育種、ゲノム編集等のバイオ新技術を駆使した高効率光合成生物の探索』です。
【2020年度 助成対象研究テーマ】
「ゲノム育種、ゲノム編集等のバイオ新技術を駆使した高効率光合成生物の探索」
【助成金額、件数および研究助成期間】
助成金額は200万円/件、件数は毎年最大1件、研究助成期間は原則として助成金交付日から2年間です。
【受付期間】
2020年8月3日~9月30日
【対象者】
応募時点で日本化学会の個人会員である者。※応募時に入会で可。
【応募方法】
申請書を募集ページ(WEB)からダウンロードの上、必要事項を記入し、日本化学会事務局宛に電子メールでご提出下さい。
募集ページ: http://www.chemistry.or.jp/news/information/2020-7.html
【お問合せ先】
公益社団法人 日本化学会 企画部 吉野彰研究助成 係
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5
E-mail y-josei@chemistry.or.jp 電話 03-3292-6163