2019年度科学技術社会論学会シンポジウム「生殖細胞および受精卵のゲノム編集と私たちの未来 -コンセンサスのあり方を問う-」(本学会後援)が開催されます。
昨年11月に中国に拠点を持つ研究者が受精卵にゲノム編集技術を用いて双子を誕生させたことを公表し、国内外でその問題を指摘する声が上がった。中国だけではなく日本でも、今年に入りそのような事案の再発を防ぐことを目的とした法案を策定する動きがある。ただし、中国の事案を受けて本学会を含めいくつかの学会が声明を発表した際には、社会におけるコンセンサスの形成の重要性が強調されていたにも関わらず、この半年間でそれが得られたと言えるかどうかについては大きな疑問が残る。このような状況を鑑み、今年度の学会シンポジウムは社会におけるコンセンサスの形成という観点から、生殖細胞および受精卵へのゲノム編集の利用をテーマに議論の場を提供する。
日時:10月6日(日)13:00~17:00
場所:成城大学8号館008教室
(小田急線成城学園前駅徒歩4分正門入り右奥建物4階)
プログラムなど詳細は下記URLをご参照ください。
http://jssts.jp/content/view/304/31/