皆さまご存知の通り、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)が全世界で猛威を振るっており、国内の状況も極めて流動的です。これまで準備運営委員会および理事会において第5回京都大会開催に関して延期およびWeb開催など様々な可能性を含めて検討を重ねてきましたが、COVID-19拡大防止の一役を担うべく、第5回大会の中止を決定致しました。
学術集会は研究発表の場であり、交流の場であり、新しい研究アイデアが生まれる場でもあります。国内でのゲノム編集研究発展のためには無くてはならない機会ですので、様々な開催方法を検討してまいりました。しかし、事態収束の兆しが一向に見えず、また日程や会場の確保も難しい状況です。学会員や参加者の皆様の健康と安全を確保すること、およびCOVID-19の拡大防止と一日でも早い収束に少しでも貢献できればとの思いから、中止の判断に至り、昨日日本ゲノム編集学会理事会にもご承認を頂きました。
学術集会の開催を楽しみにしておられました学会員の皆様およびスポンサー企業の皆様には、突然の中止のご連絡となり誠に申し訳ございません。何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。すでにお支払い頂いた参加登録料、スポンサー料につきましては、すべて払い戻しの手続きを取らせていただきます。
なお、2021年には第6回大会を九州で開催予定となっております。また、一般社団法人としての2020年度社員総会は、何らかの形で開催すべく、引き続き調整しております。皆様の一致団結の下、COVID-19が一日でも早く収束し、2021年に再び皆様と学術集会が九州で開催できることを、心より祈願しております。
2020年3月27日
大会長 堀田 秋津